中嶋 千亜妃
2020.03.09
大正の教え
昨日私の携帯に祖母からの着信。
うれしいけれど、正直ヒヤッ💦とする。怖い 何故なら、102歳だから・・・
まず滅多にかけてはこない。 どうしたの?と聞くと間違えて押してしまったそう・・・側には叔母も一緒にいたから安心。
せっかくの機会だから、30分ほど長電話。
そして今回の世間の騒動について、私は祖母にお礼を述べた。
「昔からおばあちゃんが言っていた事守ったから紙は大丈夫だったよ」
「あっそうか」
「私が小学生の頃から聞いていて、なんで?と思っていたけど、こういうことなんだね」
「あーそうや」
祖母からの教えは、世の中何かあったとき、女性が一番困って手に入りにくいものが『紙』だと言っていた
自宅にいるときは母が守り、独立してからは自分でいつも??と感じながらも教えを守った。
大正生まれの祖母。この世の天国も地獄も生き抜いてきたからこそのアドバイス。
いくつになっても、孫の私たちを心配してくれる
妹、弟のこと、親戚のこと、仕事のこと・・どんな時もどんな事も
電話を切るとき、ちゃんとまっちゃん(私の亡き母)の仏壇に手を合わせてね、ちあきもケガせんで大事にしいや~と
長電話で少し疲れた声でエールを送ってくれた。
切った後は勿論仏壇へ。 自然と泣けてくるもんだな