ダクト屋スーさん

  先日娘の友達の母親から聞いたお話。

日曜日に父親が息子のためと、親代々から受け継ぐ【鯉のぼり】を庭にセットした。
父親は、『息子よ～どうだ!!!この立派な【鯉のぼり】は、父さんも小さな頃に見て、こんなに立派に育ったんだぞぉ～』
息子は、『ふ～ん・・・』とあまり興味がない様子だった。
父親は、『どうだぁ～この優雅に泳ぐ【お父さん鯉】!!!まるで父さんみたいだろ!?』
息子は、『この【鯉のぼり】達は、家族みんなで泳いでいて♪おもしろそうだね。』と苦笑い。

そして翌朝。
『おい！おい！大変だぁ～～【こ、こ、鯉のぼり】が・・・』と父親が絶叫した。
『【お、お、お父さん鯉】がいない!!!ショック～』と肩を落とした父親。
家族みんなで庭に出て【鯉のぼり】を確認した。
やはり【お父さん鯉】だけがい・な・い。
『何故だ？何故なんだ？』と父親。
『そうね～あなたと同じで家族といたくないんじゃないかしら・・・』と冷静な妻。
父親は、ショック～！
『☆ラッキー！』と父親を嫌いな息子は思わず本音を言った。
父親は、ショック～！ 
父親はトリプルショックを受けたせいか部屋に閉じこまったままで、翌朝静かに出勤して行ったとさっ!!!
不思議な事に、いまだに【お父さん鯉】は行方不明のままだそうです。