ムステル 美緒
2018.04.07
パリ出張№2
翌日は、朝7時にホテルを後にして再び展示会場へ。
昨日の混雑がまるで嘘のようで25分ほどで到着。
主人の指示のもとに、せっせせっせと撤去開始。やはり肉体労働はきつい。
いち早く気がついたのが、ゴミ専用のコンテナーがそばにない。
過去にドイツ、スイスを手伝った時には、自分の持ち場所から数メートルに大きなゴミ箱があり
そこに捨ててゴミで散らかることはありませんでした。
しかし、ここパリは置いてない!
主人に聞くと、全て片付けが終わったら一度にスタッフが収集するからそこら辺に捨てればいいとのこと。
そこら辺に捨てる?
よく見るとみんなそこら辺に捨ててありました。
私はいつもフランス、パリと思い浮かべるのがゴミの事情。
昔家族旅行で初めてパリを訪れた時を思い出しました。
雑誌や、テレビではパリの街にうっとり💖と美しいところばかり映るのですが、着いた空港から汚いのに驚きました。
街も一歩路地に入るとワンちゃんの落としものや、ゴミが至るところに落ちていて
ここがあのパリ?と家族と驚いたものでした。
ここの展示会場もほんとに汚かった。
パレットを移動させる時に落ちている粗大ゴミが邪魔で仕事が難航すること多数ありました。
やはりドイツやスイスのように
粗大ゴミコンテナーがそばに設置された方が、時間のロスが減っていいと思いました。
会場を後にしたのが、15時過ぎ。
またまたの悪天候。
そこで主人から朗報が。
「 せっかくだからブルゴーニュ地方にこんばん泊まってゆっくり帰ろう。」
今日は半分の距離だけ走行。明日スイスに戻ることになりました。
2018.04.06
パリ出張
ここ最近ヌーシャテルから出ることはなく海外はご無沙汰でしたが、
しかし先週末、主人の出張のお供で久々にパリへ出かけてきました。
ヌーシャテルからパリまでは約500キロ。
2時間に一回の休憩を取りながらスイスから北上すること7時間半。
移動日は大雨。
いつもより時間がかかりましたが、無事に到着しました。
主人の仕事は展示会ブースの設置と終わった後の撤去作業。
私も撤去作業を手伝ってきました。
初日は簡単な作業ですみましたが、もう現場は築地市場状態で殺気立っています。
精密機器の展示会だったようで日本の企業も多数入ってました。
さて現場を離れホテルに。
会場からホテルのあるパリの北東部のviletteは、20キロ余り。
スイスの田舎に住んでいると車で10から15分の距離ですが、大都会は1時間もかかります。
夕飯は、近くのアジア料理へ。韓国と日本料理のコラボのお店でした。
味にはあまり期待はしていなかったけど、日本で食べる焼肉の味にそっくりです。
焼肉コース1人前22ユーロ、スイスフランに換算すると26スイスフラン。
スイスでこれだけの量だったら確実に2倍以上しています。
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スイスを離れるとついつい財布のひもが緩んでしまい、
ボルドーの高級赤ワインも頼んでしまいました。
2018.03.03
シュットュデネージュ
3月1日はヌーシャテルの誕生日で祭日でした。
通常なら穏やかな1日なのに、その日はスイス全体が大雪に見舞われ、
ことにジュネーブ国際空港は閉鎖されてしまい大混乱でした。
休みというのにエンジン全開で汗水垂らして働いていたのが除雪車でした。
大通りは、もちろんのこと。小さな住宅地の裏通りもフル回転で除雪していました。
ヌーシャテルは20cmの積雪。
ニュースや、ラジオ新聞では「シュットュデネージュ」という言葉をたくさん使っていました。
シュットュは、フランス語で滝。ネージュは、雪。
日本語では滝のように降る雨と表現しますが、
こちらでは、大雪を表す時に用いる表現なんですね?
ほんとうに、雪の降り方は異常でスイスに来て以来の初めての大雪に驚きました。